授業風景(基礎看護学方法論Ⅵ)

基礎看護学方法論Ⅵの授業風景を紹介します。

今回は入院している高齢の患者さんへの看護、
手浴(しゅよく)を想定した学内演習です。
手浴は温かいお湯で手だけを洗うのですが、

「温度は熱くないですか」
「汚れも落ちて清潔になりますし、血行も良くなりますからね」
「頑張りましょうね」
と、看護師役の学生は少しでも安心して貰える様に常に
声を掛けながら取り組んでいました。

 

患者さん役の学生も、
「ちょうどいい温かさですね」
「体がポカポカしてきて眠くなってきました」
「綺麗に洗ってくれてありがとう」
と、役になりきって感想や感謝の気持ちを伝えていました。

看護師としての知識や技術だけでなく、
他者への思いやりの心についても学ぶことができました。